「ライフプラン」とは
ライフプランとは「生涯生活設計」のこと。
それぞれの人生の目標や夢など将来のビジョンと、家族構成や職業、健康状態などの現在の状態とを勘案した上で、この先の人生を将来の目標や夢に近づけるための生活の道しるべとして「生涯生活設計」を行う。
例えば、何歳の時点で学校を卒業、就職、転職、退職、老後生活を迎えたいかなどのロードマップに、結婚、出産、お子様の入学・卒業お子様の独立、旅行、趣味の活動、住宅購入や、自動車の買い替えなど、将来実現したい人生の節目ごとの出来事（ライフイベント）を加えていくことで、より具体的でイメージしやすいライフプランを作ることができる。
ライフプランを作ることにより、漠然とした将来の見通しを、より具体的な見通しとして「人生の見える化」を図ることで、毎日の細かな習慣や行動を、人生の目標や夢の実現に向けて近づける効果が期待できる。
また、ライフプランの実現に必要となる具体的な金額などを反映させたものを「ファイナンシャルプラン」と言い、就職や転職、生活費や住居費、貯蓄や投資、保険や相続・贈与などのお金の出入りを検討しながら「ファイナンシャルプラン」を作成することを「ファイナンシャルプランニング」と呼びます。「ファイナンシャルプラン」については、個人でも作成することができるが、FP（ファイナンシャル・プランナー）など第３者の専門家の視点を含めて定期的に見直しを行うことで、より現実に即した計画を作ることが期待できる。
ライフプランを作る（人生を見える化する）過程においては、効率だけではなく個人個人の考え方を重視した設計を行う必要があります。人それぞれ異なる多様な人生の価値観のあり方（ライフデザイン）や、生き方（ライフスタイル）を尊重してライフプランの設計（ライフプランニング）を行うことで、そのひとにとって価値のあるライフプランが出来上がります。
